suckle nouveau 2017

エッセイスト・羽生さくるのブログ。

さくるの女子力アップ講座 上級編③ 勝負ではなく

女子力アップ講座初級編十か条解題、その三になりました。

Here we go!

 

 

6.  デカパンやめれ

 

女性の下の下着は、タンガに限ると、わたしは思っております。

布面積が小さく横がストラップになっているタイプです。

いきなりメーカー名ですが、お薦めはワコール。

身頃と二本ずつの脇ストラップとが小さな金属の環によってつなぎ止められているシンプルなデザインのシリーズがあり、とても履きやすくなっています。

環のおかげでストラップの角度を体型に合わせて変えられ、それも二本なのでホールドの力が分散してソフトです。

このタンガで女子力を語ると、勢い、それは勝負なのか、という議論に向かうと思われますが、わたしにはそんなつもりはまったくありません。

それどころか、男性にとっては、タンガは逆勝負になる可能性もあると理解しています。

つまり、親密な距離で目撃された場合、この女性はいったい何者なのか、というおののきをもたらすのではないかということです。

これはたんに、わたしの定番なのです、という説明は、理解されにくいかも知れません。

それでもわたしが、デカパンはやめて、タンガを履いてみられてはいかがですか、とお勧めするのは、やはり、タンガが圧倒的に女性らしさを引き出してくれる下着だからです。

履きはじめは、それはおしりが寒いです。

こんな寒くていいのだろうか、という寒さです。

もちろん、ストッキングを履いたり、裾の長めのキャミソールを着たり、なんなら薄い腹巻きをしてもいいのです。

そういう保温対策を取っても、おしりがすごく出ているように感じることには変わりありません。

実際は自分以外の誰にもわからないのだから、ぜんぜんまずくないのにも関わらず、かなりの危機感を覚えます。

そして、ちょっとした外界の動きにも、きゃっ、と驚いて体をひねりたくなるような気持ちになります。

これは、斬新な自分の発見です。

タンガを着用したことによって、初めて出会うセンシティブな自分。

それはあなたの女性性そのものではないでしょうか。

わたしはいまはもう、デカパンのメリヤス地でおしりが広々と覆われていることを想像するだけでも、その生暖かい違和感に気絶しそうです。

タンガの緊張感を活かすためには、ガーターベルトで左右別々のストッキングを吊って履くのがいちばんなのですが、これは上級の上の最上級になってしまうので、次の機会に。

 

 

7.  ブラを新調

 

わたしがタンガを知ったのは、健康雑誌「ゆほびか」の記事によってでした。

筆者はランジェリーショップ経営者で、フィッターの龍多美子さん。

その清々しい内容に、読み終わってすぐに最寄りの下着屋さんに走ったものです。

その後著書も読みました。

彼女の主張は、やはり、自分の女性らしさを大切にするための下着、という一言に集約されます。

当時は青山にあった彼女のお店 Rue de Ryu に予約を取り、ブラのフィッティングをお願いしました。

彼女はメジャーを使うこともなく、オレンジのプリント地のカップを淡いブラウンのレースで飾ったブラを選びわたしに着けてくれました。

フランスのシバリスというメーカーのもので、吊り橋のように力学的にバストをホールドしてくれて、とても快適でした。

値段のことをいえば、日本製のそれまで着けていたものの4倍。

でも、一本を毎晩洗って翌朝着けてを繰り返し、1年以上保ちました。

なにより、そのブラを着けることで背中の脂肪が落ち、姿勢も変わったことが素晴らしいと思います。

しかし、龍さんのフィッティング、シバリスのブラは最高、それしかない、ということではありません。

自分のバストを大切にするという観点で、ブラを新調していただきたいのです。

大きくないからだめ、とか、垂れてきたからもうしかたない、とか、けなしたりしないで。

バストは女性にしかありません。

あなたを大切に思う男性にとっても大切な部分の一つなのですから。