suckle nouveau 2018

エッセイスト・羽生さくるのブログ。

お題頂戴エッセイ大喜利④ さくる流SNSとのつきあいかた

Facebookでアカウントを持って6年あまり。

おおむね楽しんできたが、未然に防げたらよかったなと思うこともいくつかあった。

 

じつをいえば、羽生さくるのアカウントは昨年の始めに一度取り直している。

本名と二本立てにして、仕事とプライベートを分けたのだ。

さくるは仕事で知り合った人、本名は中学高校の同級生や私的につきあいのある人、

というくくりで、一部重なる人たちもいる。

 

投稿する内容は、さくるではライティングコンサルについて知らせたいことや、

一般に公開できるエッセイに近い文章。

本名では近所で撮った花の写真や、同級生同士の交換日記や学級日誌みたいなもの。

 

そもそもFacebookを始めたのは、海外に住む同級生との連絡のためだった。

自分専用のMacBookを買って最初にしたことの一つである。

その後急速に、とくに個人で仕事をするにはFacebookが必須という流れが

やってきて、わたしもそういう使いかたになっていった。

 

Facebookには、やっかませ機能とでも呼びたい機能が満載されている。

いいね!やコメント、コメントへの返信も、

場合によってはやっかませ機能を持つし、

タグ付けなんていう飛び道具もある。

 

最近知ってうなったのは、いいね!してくれた人の「名前を出す」というボタン。

普通は名前が二人ずつくらい出て、ついた順にだんだん上書きされていくが、

このボタンを押すと、特定の人の名前を出しっぱなしにできるのだろう。

なんのために、誰に見せたいの、とボタンに思わず聞いてしまった。

 

わたしにとってFacebookがいちばんしっくりくるのは、

仕事や学びで知り合った話の合う人との語らいの場としての使いかたである。

自由な気持ちで投稿したりコメントしたりできるし、

まだ直接会っていない人とも言葉で親しくやりとりができる。

いつか会える日を夢見て、きょうもタイムラインを辿る。