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suckle nouveau 2017

エッセイスト・羽生さくるのブログ。

さくるの女子力アップ講座 上級編⑤ キラキラ職人に任せる

本講座も、大詰めとなって参りました。

さくるのハマりもののなかでは最新の部類。

 

 

9.  髪飾りつける

 

いまのところ、わたしが使っているのは「acca」というブランドのものだけです。

日本の女性デザイナーが、フランスやイタリアの職人さんに発注して作っているそうで、最初に注目したときは輸入品かと思いました。

 

髪は、わたしが女子力向上にあたって、もっとも後回しにしていた箇所でした。

もともと天然パーマで伸ばすか短くするかしか選択がありませんでしたし、授乳期以来見たくもないあの白いものがあって、カラリングの薬剤などは真剣に選びましたが、あとはあまり触れたくない部位でした。

 

それでも、あるとき、ふと立ち止まったんですね。

立川伊勢丹のaccaの催事コーナーに。

3年前の夏だったと思います。

芯を入れたグログランの細いリボンをスパイラル状に巻いたシュシュを、ステッィクと呼ばれる簪に引っ掛けるアレンジが、モダンで涼しげでした。

 

こんな素敵なものがあったんだ、という喜び。

それからがさくるのあるある、怒濤の傾倒です。

いまは、スティック、バレッタ、クリップ、カチューシャ、リボン、シュシュと、一通りのバリエーションを揃えたので、少し落ち着いています。

 

髪飾り、あるいは髪留めは、いってみれば数百円でも用が足りるものです。

accaのそれは、自分へのご褒美レベルの価格。

あまりに贅沢すぎるではないか...

 

でも、ジュエリーを着ける人は、それなりのお値段のものを選びますよね。

顔に近いイヤリングやピアスも、小さくても本物、なんてことになります。

髪飾りも顔に近く、場所としてはイヤリングより上につくもの。

少し張り込んであげてもいいかな、と思います。

 

たとえば、小さなヘアクリップ。

accaのものは金具がとても頑丈です。

無骨といってもいいほど。

ミニという、幅4センチほどのサイズで、耳より前の髪を頭頂部で留めるいわゆる「ハーフアップ」が十分にできるホールド力があり、一度留めたら動きません。

バネが緩んだら交換もしてくれます。

 

accaはあちこちのデパートにお店が入っています。

店員さんに頼むと、指だけで髪の流れをつくって、似合いそうな製品をそれは素敵に留めてくれます。

自分でできるようになるまでには少し練習が必要ですが、自分でも髪をこんなふうにアレンジできる、というのは新しい発見でした。

 

いちばん素晴らしいのは、accaのヘアアクセサリーを使うと、全体の雰囲気が「上がる」ということです。

いったん着けてしまうと、たいてい自分では見えませんが、その自分からは見えない場所でキラキラ輝いて、とてもいい仕事をしてくれているのです。

街で他の人が着けているのを見ると、その仕事ぶりがよくわかります。

 

アレンジしている時間の余裕がないときには、とにかく、サイドの髪をバレッタで留めて出かけます。

あとは髪のことを忘れていても、顔周りはすっきりしているし、バレッタが休まずキラキラ輝いて女子力をアップしていてくれる。

任せて安心のキラキラ職人、といったところです。

 

ところで、わたし自身、あの「蠍座の女」であるだけに、情念系はさらっといきたいのですが、髪は女の命、といわれますね。

髪はカミ、上に通じるとも聞いたことがあります。

その髪を美しいもので飾るのは、やはり、たんなる装飾以上の意味があるように思えてなりません。

控えめにいっても、自分を大切にしていることを自分に知らせる最良の方法の一つ。

女子力アップには、これもまた欠かせないものでありましょう。