suckle nouveau 2018

エッセイスト・羽生さくるのブログ。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

羽生さくるができるまで ③デビュー!

27歳で結婚をしたのを機に、編集プロダクションで週3日働きはじめました。 単行本の編集は初めてで、初稿から校了まで、一人で担当する大変さを知ることに。 2年めの夏、週刊誌時代の知人から、新書を1冊書き下ろしてみないかという話が突然にやってきたので…

羽生さくるができるまで ②アルバイト時代

A日新聞社編集局、煙草のけむりがもうもうと立ちこめる週刊A日編集部で、わたしは編集者という人に初めて会いました。 小柄でにこやかな、当時のわたしから見たらおじさん。 彼は、もうすぐ担当者が代わるから、とその人を紹介してくれました。 やはり小柄で…

羽生さくるができるまで ①投稿魔少女時代

スマートフォンも携帯電話も、パーソナルコンピュータもワードプロセッサーもなかった昭和40年代。 自分の名前や文章が活字になるということは、まぶしい憧れでした。 とくに、言葉と文章と活字に魅せられたこどもにとっては。 わたしの家では、父がA日新聞…

お局さまの真実

羽生さくるのことを「『お局さま』という言葉を世の中に広めた人」と紹介してくださる方がいらっしゃることを、とてもありがたく思っております。 いまや、スマートフォンの予測変換にもフツーに出てくる「お局さま」。 生まれたのは、なんと29年も前、わた…

イタコライターの真実

わたしがいただいている大切なお仕事の一つに「インタビューによるブログの代行執筆」があります。 おおむね、一か月に一度、1時間ほどお会いしてお話を伺い、その内容をもとに4回ほどのブログを書き起こすというものです。 週に1回の更新であれば、一月分を…